2013年8月期の首都圏賃貸物件について
不動産情報サービスのアットホーム株式会社が、全国不動産情報ネットワークにおいての、2013年8月期の首都圏賃貸物件の成約数・成約賃料について市場動向を発表した。8月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は16,202件。前年の同月と比べると15か月連続のプラスとなった。東京23区の13年8月が7,408件、前年の同月と比較すると9.2%上昇した。これはマンション・アパート、または新築・中古を問わずに増加したからだ。また埼玉県でマンションが二ケタ増と好調だったことも要因だ。

神奈川県は2か月連続、千葉県は同19か月ぶりに減少
その一方で、神奈川県はマンション・アパートともに同2か月連続の減少、千葉県も同19か月ぶりに減少し、エリアによる違いが目立った。1戸あたり平均賃料は、マンションでは、新築が前年の同月と比べると再び上昇し、中古は同5か月連続上昇した。またアパートは新築が同8か月連続で上昇したが、中古は再び下落に転じた。成約数は前年の同月と比べると15か月連続増だ。アパートが前月は不審だったが、カップル向けの物件が復調したためわずかに上昇した。
1平方メートルあたりの成約賃料の首都圏平均は、賃貸マンションが2,599円で、前年の同月と比べると0.2%上昇。賃貸アパートは2,148円で前年の同月と比べると0.7%下落した。一戸あたりの成約賃料の首都圏平均は、賃貸マンションが9.12万円で、前年の同月と比べると2.6%上昇。賃貸アパートは6.19万円で前年の同月と比べると0.2%上昇した。
http://athome-inc.jp/pdf/market/13092701.pdf