安定的な収入を長期的に確保
株式会社大和証券グループ本社の100%子会社である大和リアル・エステート・アセット・マネジメント株式会社は、平成24年12月、「大和証券レジデンシャル・プライベート投資法人」を設立。運用開始の準備を進めて来た。3月19日、当初組入の対象物件を取得し、運用をスタートさせたと発表した。
不動産投資は安定的な収入が期待できる反面、経済状況や資本市場の影響を受けやすいというデメリットがある。

首都圏の賃貸収益で景気に左右されない収益
大和リアル・エステートは、上場REITとは別に、経済状況や資本市場などの影響をうけにくく、長期にわたって安定した運用が可能な不動産金融商品に投資。国内初の、住宅に特化したオープンエンド型上場投資法人として設立された。当初資産規模は234億円。当初運用物件数は12物件。投資対象資産は主に、東京都区部及び首都圏・大都市圏に所在する賃貸住宅。主にシングル向けワンルームに投資することで、賃料収入による高い安定性を確保する。
非上場なので、上場REITに比べ、資本市場などの影響を直接受けず、投資リスクが低いのも特長だ。当面は、機関投資家のみを対象に募集する。
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