皇居大手濠沿いに巨大ビジネスビル
三菱地所とJXホールディングスは2月20日、千代田区大手町一丁目に共同開発中の「(仮称)大手町1-1計画A棟」の新築工事に着手したと発表した。竣工後はJXグループ本社が入居する他、三菱地所が賃貸オフィスビルとして運用する予定。
敷地面積約6,900平米、延べ床面積約108,000平米。地下5階、地上22階、塔屋2階。建物高さ約100m。設計監理は三菱地所設計、施工は鹿島建設とNIPPOが請け負う。工期は2月20日~2015年11月中旬(予定)。

東京が誇るビジネス交流の拠点を目指す
皇居東御苑並びに皇居外苑濠(大手濠)に臨み、地下鉄5路線が乗り入れる「大手町駅」に直結する優れた立地。都市再生特別地区の都市計画決定を受けており、国際金融拠点「大手町」に相応しい国際的業務機能を備える。1フロアあたりの面積は約2,750平米。大手町エリアでは最大級の大型オフィス空間が誕生する。
環境ビジネスに携わる企業・人材の情報交換・マッチングを促進する拠点として、「ビジネス・エコシティ・センター」を1階に整備。地下1階には、皇居周辺のランナーのためのランニングステーションを設ける。
環境共生型コミュニティ広場としての役割も果たす。皇居外苑濠の水質改善に向けた官民連携の取り組みとして、浄化施設および大型貯留槽を設置。環境負荷低減への取り組みとしては、東京都建築物環境計画書制度PAL・ERRの「段階3」および、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」Sランク確保を目指す。
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