UR西日本支社とムジ・ネット株式会社が住宅を共同開発
独立行政法人都市再生機構西日本支社(UR西日本支社)とムジ・ネット株式会社が共同で新しいプロジェクトを立ち上げた。それが「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」である。このプロジェクトは昨年6月に始動。現代の多様化している日本の暮らしに対して、新しい賃貸リノベーションのスタンダードを発信することを目標とした結果、今回リノベーション住宅が完成した。住宅としては、団地を対象としている。団地はこれまでに様々な場所で建てられてきたという歴史を活かしつつも、これからも多くの方に心地よく長期間住んでもらえるようにしたいと考えた。そのためリノベーションは、「こわしすぎず、つくりすぎない」というコンセプトを元に行っている。
まず最初に全てを壊すという方法ではなく、使えるものは残す、残したものを上手に活かすためにはどうすればいいかということに対して重点的に取り組んだ。そのため今を大切にしつつも、未来へとつなげていく取組みだと両社は考えている。

リノベーションをすることによって団地を活かす
今回のプロジェクトでは、住人が自由にカスタマイズできる余地を残すことを行なっており、様々な工夫ができるようになっている。新千里西町団地では、UR西日本支社として初めての、新しい住まいである「シェアルーム」を初めから想定したプランとなっている。それだけでなく、キッチンや床材の開発にも取り組んでいる。
その中でも今回開発した「組合せキッチン」は、限られた中でキッチンと同寸法のテーブルを組み合わせることにより、生活に応じたレイアウトが可能となっている。そのうえ素材やデザインにもこだわっているため、団地での生活をより快適にすることができる。
http://www.ur-net.go.jp/kansai/muji/
無印良品の家
http://www.muji.net/ie/lifestyle/project_osakadanchi/
プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000001246.html