プレハブ建築協会調査結果!
社団法人プレハブ建築協会は12月20日、2012年度の上半期(4〜9月間)における「プレハブ住宅販売戸数(完工)」の調査結果を発表した。
調査結果では、プレハブ住宅の販売戸数は6万2,879戸となり前年同期比において0.9%となり上半期としては4期ぶりに増加となった。一方プレハブ住宅のシェアは、全着工新設住宅との割合で14.2%であり、これは前年同期比で0.2%減少した結果となった。
なお本調査は、協会加盟会員各社を対象として、上期と下期に分けて調査を実施しているもの、今回の調査対象は49社であり回答率は100%であった。
調査結果詳細
プレハブ住宅における建て方別においては、一戸建住宅が3万1,121戸となり前年同期比では0.8%の増加となった。上半期としては3期連続の増加であった。共同建て住宅においても3万1,758戸となり、前年同期比で1.0%の増加とこちらは4上半期ぶりの増加であった。構造別では、木質系住宅が8,286戸となり前年同期比では14.0%と大幅な増加であったのに対して、鉄鋼系住宅は5万2,493戸と前年同期比0.21%の減少で4上半期連続の減少となった。コンクリート系住宅においては、2,100戸であり前年同期比で46.2%と大幅な増加となり2上半期連続の減少から増加に転じた結果となった。
都道府県別の販売状況においては、総数で最も増加となったのが岩手県で前年同期比で74.1%と大幅な増加となり、逆に総数で最も減少幅が大きかったのが広島県で前年同期比で36.1%となった。販売総戸数が最も多かったのは、東京となり7,978戸となる結果であった。
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