中古マンションを購入する場合には準備が必要
中古マンションにはメリットが色々ある。しかしトラブルがないだろうかという心配もある。そこで、安心だけでなく納得もして中古マンションを購入すえるために「ホームインスペクション」と「既存住宅売買瑕疵保険」がある。ホームインスペクションというのは、専門家が建物の状態を調査し診断してくれるサービスのことである。調査では建物の不具合についても指摘してもらえるため、メンテナンスが必要な場合は詳しく説明してもらうことができる。
国土交通省が公表した「中古住宅・リフォームトータルプラン」「不動産流通市場活性化フォーラム」でも、ホームインスペクションの普及が重要であると指摘されている。 ホームインスペクションは、不動産仲介業が利用することもあるが、個人的にマンションを購入する時に依頼することも増えている。

事前に検査をすることによって安心を得ることができる保険
検査だけではなく、瑕疵があった場合の保証がセットになっているのが「既存住宅売買瑕疵保険」である。
マンションに欠陥がないかどうかを専門の会社が行い、合格した場合は国指定の保険法人による保険が付く。保険を付けるためには、もちろん検査を受ける必要がある。しかし不合格であった場合は建物を改修して、もう一度検査を受けることが必須である。
そのため既存住宅売買瑕疵保険が付いた物件であれば、安全性が証明されたということで、安心して暮らすことができる。また雨漏りなどの不具合が起きたとしても、保険で補修費用を用意することができる。
http://www.jshi.org/what/index.php
国土交通省住宅局住宅生産課
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/