不動産投資ニュース

アパート(不動産)経営

日中関係の悪化が原因か?J-REITが高値を記録

2012/10/22 18:00

不動産に資金が流入しているためJ-REITが高値を記録
不動産投資信託のJ-REITの相場が上昇している。J-REITは投資家から集めている資金でオフィスビルなどを取得してから、売買益や賃料収入を分配している。そのJ-REITが今月18日に久しぶりの高値をつけた。

東京証券取引所に上場している全銘柄の動きを示している「東証REIT指数」が1年4ヶ月振りの高値をつけたため、関係者からの注目を集めた。東証REIT指数は4月に1000台を最後に落ち込んでいたのだが、9月の下旬頃から再び回復をはじめた。

回復葉現在も続いており、10月18日には昨年の6月以来始めてである1034・98まで上がった。東証一部の全銘柄の動きを示している東証株価指数(TOPIX)が3月下旬に今年一番の高値を下回り続けているのとは対照的になっている。

不動産の高値が続いているのは日中関係悪化で安全志向
不動産が高値をつけた理由としては、日中関係の悪化がある。日中関係は沖縄県の尖閣諸島を巡って、現在も関係は修復されていない。この問題に関しては日本も中国も頑な姿勢を取り続けているため、いつ頃回復するのかというのは不透明である。

そのため中国を始めとする海外の各国に収益が左右されない不動産の人気が復活したという見方がある。また不動産市況を底入れした結果も現れていると考えられる。

J-REITの投資対象というのは、国内不動産だけに限られている。そのため海外の経済状況や動向に収益や相場が影響されるということは少ない。今後も不動産が投資の避難所になるという指摘もある。

外部リンク

J-REIT
http://www.japan-reit.com/page/data-top.html

最新ニュース

関連ニュース

コメント

首都圏中古マンション件成約件数29.9%増-東日本レインズ のページです。はじめての不動産投資に役立つ情報をご提供!不動産投資のすすめと不動産投資ニュースをご紹介させて頂いております。
各種法改正や投資のノウハウ、不動産投資市場の動向など最新情報を配信していくので、ぜひご活用ください。