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住宅購入、7割弱が半年程度で決断

2024/3/24 23:30

ライフビズパートナーズが住宅購入とローンに関するアンケートを実施
株式会社ライフビズパートナーズ(以下、ライフビズパートナーズ)は19日、住宅購入経験者を対象とする購入時の意識やローン利用に関するアンケートを実施し、その結果をとりまとめて公開した。

この調査は、ゼネラルリサーチ協力のもと、2024年2月27日~2月28日の期間で行われたもので、リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRISMA」によるインターネット調査で、回答時に住宅購入経験者だとしたモニターを対象としている。有効回答数は1,010だった。

住宅購入のきっかけを複数回答可で尋ねると、「子どもの成長・独立」が37.3%で最も多く、次いで「結婚」の28.0%、3位は「住宅ローン控除の活用」の23.5%だった。

以下、4位に「購入資金が確保できた」の15.4%、5位「妊娠や出産」の9.1%、6位「転勤や転職」8.0%、7位「親との同居生活」7.9%、8位「賃貸の契約更新」7.6%などと続いている。

ライフステージの大きな変化にあわせて購入を考える人が多いが、ローンや資金面などの経済的要素を挙げる人もみられた。

購入を検討し始めてから、実際に購入するまでに要した時間は、「6カ月未満」が29.7%、「6カ月以上1年未満」が35.8%で最多になり、「1年以上2年未満」が21.8%、「2年以上3年未満」は5.6%、「3年以上」が7.1%となっている。

1年以内に購入している人が多く、半年程度では決断できている人が約7割にのぼった。

物件選びにおいて重視したポイントは、「価格」が65.1%で最も多かったが、2位は「立地」で63.1%、3位が「間取りや収納の広さ」の42.4%だった。

4位は「周辺の環境」の26.3%、5位に「資産価値」で14.6%、6位「会社との距離」の12.8%、7位「水回りの設備」5.0%となっている。

住宅ローンは変動金利型が約4割で最多
購入時に住宅ローンを利用したかどうか尋ねると、「利用した」が89.8%で、一括購入の10.2%を大きく上回った。

一括購入派からは、「金利がかからない」ことや「返済の心配をしなくて済む」こと、「住宅ローンの審査がない」ことなどがメリットとして挙げられている。

住宅ローン利用者に、金利タイプを尋ねると、「全期間固定金利型」が27.7%、「固定金利期間選択型」が32.4%、「変動金利型」が39.9%となった。比較的回答は割れたが、変動金利型が約4割で最も多い。

固定金利期間選択型を選んだ人に対し、その理由を尋ねた結果では、「金利が上昇しても変わらないから」が27.1%で最も多く、2位は「返済内容が確定しているのでライフプランが立てやすいから」の12.5%、3位に「固定金利期間終了後は再度固定か変動を選べるから」の9.0%になった。

安心感と柔軟性のバランスの良さが人気のポイントになっているとみられる。

住宅購入のメリットを複数回答可で尋ねると、「持ち家という安心感」が54.9%で最も多く、2位は「資産として残る」の43.8%、3位に「住宅ローン控除(減税)が受けられる」の40.8%となった。

以下、4位に「安心感がある」の27.7%、5位「自分好みにできる」27.1%、6位「賃貸よりも広い」の20.9%、7位に「騒音などあまり気にしなくていい」の17.3%となっている。

住まいを確保できたことへの安心感が強くみられるが、住宅ローン控除を魅力に感じる向きも約4割にみられた。

住宅ローン控除でとくにメリットと感じることをさらに尋ねると、「最長13年間控除を受けられる」が58.3%で最多回答になり、2位は「借入限度額が住宅の性能・時期によって分かれる」の15.5%、3位に「住宅ローン残高の0.7%が控除される」の15.1%、以下「入居時期は2025年まで延長された」の6.2%、「その他」4.9%となった。

長期間にわたる控除をメリットと捉えている人が多い。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社ライフビズパートナーズ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000131674.html

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