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首都圏、1都3県が全て上昇。「分譲マンション賃料月別推移」2021年3月版

2021/4/17 13:00

月別募集賃料を集計・算出、その推移を考察
株式会社東京カンテイは、2021年4月15日、プレスリリース『三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移』の同年3月版を発表した。

同リリースは、同社データベースに登録された分譲マンションの月別募集賃料を行政区単位に集計・算出し、その推移を考察するというもの。同社はこのリリースを、毎月発表している。

首都圏、圏全体としては下落
今回の発表によると、2021年3月の首都圏における分譲マンション賃料は、3208円/平米となった。前月比ではマイナス0.3%となり、小幅ながらも4ヵ月ぶりに下落している。

都県別で見ると、東京都は前月比プラス0.8%の3753円/平米となり、2ヵ月ぶりに上昇をマーク。神奈川県もプラス2.0%の2374円/平米、埼玉県もプラス3.3%の1764円/平米、千葉県もやはりプラス3.0%の1742円/平米となり、いずれも比較的大きな上昇を達成した。

都県それぞれが上昇を示した要因として同社は、築浅事例の増加を指摘。また、この都県の動きに反して首都圏が下落した要因としは、賃料水準が高い東京都の事例シェアが縮小したためと考察している。

上昇を維持した近畿圏、依然堅調な中部圏
2021年3月の近畿圏における分譲マンション賃料は、1981円/平米となった。前月比ではプラス2.0%となり、2020年8月に記録した直近の最高値に迫る勢いで上昇を維持している。

中部圏は、前月比マイナス0.2%となる1782円/平米をマーク。愛知県もマイナス0.4%の1827円/平米となり、弱含みを示す結果となった。ただし同社は、正味トレンド自体は依然堅調であると考察している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移 3月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/T202103.pdf

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