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三大都市圏、全て上昇傾向。2020年11月度「中古マンション価格天気図」

2020/12/25 13:00

流通事例価格の変動を天気マークで示す
株式会社東京カンテイは、2020年12月23日、同年11月度の『中古マンション価格天気図』を発表した。

この「天気図」は、全国の中古マンション(ファミリータイプ)流通事例価格を毎月集計した上で、その価格変動を天気マークで示したもの。上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」といった形で、表示が行われている。

「晴」は14地域のまま横ばい
同社による今回の発表によると、2020年11月は「晴」が14地域となり、前月と比較して横ばいを示すに至った。「曇」は13地域から10地域へ、「小雨」は5地域から4地域へ、それぞれ減少をマーク。「薄日」は12地域から14地域へ、そして「雨」は3地域から5地域へと増加している。

同月は、全国47都道府県で「天候」の改善を示した地域の数が、10地域から9地域へと減少。横ばいも31地域から28地域に減少した一方、悪化は6地域から10地域へと増加した。ただし、前月比価格が下落した地域数は、20地域から19地域に減少している。

首都圏と近畿圏で好天が続く状況
今回の結果において同社は、三大都市圏の全てで価格の上昇傾向が見られることを指摘。特に、首都圏と近畿圏で好天が続く状況に注目している。また、2020年に入って以降は「悪天候」が続いていた福岡県が、1年2ヵ月ぶりに「晴」へ改善したことにも着目。同エリアが強含みの傾向へ反転したと考察している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

2020年11月度 中古マンション価格天気図 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/

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