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首都圏、5ヵ月ぶりに上昇。「中古マンション70平米価格月別推移」2020年7月版

2020/8/26 12:00

中古マンションの売り希望価格を集計
株式会社東京カンテイは、2020年8月24日、プレスリリース『三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移』の2020年7月版を発表した。

同リリースは、同社データベースに登録された中古マンションの売り希望価格を行政区単位に集計し、70平米に換算した形で平均値を算出すると共に、その推移を考察するというもの。同社はこのリリースを、毎月発表している。

首都圏、都の持ち直しに準じて上昇
2020年7月の首都圏における中古マンション価格は、3687万円となった。前月比ではプラス0.5%となり、5ヵ月ぶりの上昇を果たしている。

都県別で見た場合、東京都は前月比プラス0.9%の5120万円となり、反転上昇と共に同年4月以来の高値をマーク。また千葉県も、プラス0.9%の2111万円となり、3ヵ月連続の上昇を達成した。一方、神奈川県はマイナス0.2%の2863万円、埼玉県はマイナス0.2%の2274万円となり、僅かに弱含んでいる。

首都圏全域の上昇について同社は、東京都の持ち直しに準ずる動きであると考察。また神奈川県と埼玉県の弱含み傾向については、現状においても同年5月を上回る水準は維持している点を指摘している。

再び強含む大阪、安定した推移を見せる愛知
2020年7月の近畿圏における中古マンション価格は、2458万円となった。前月比ではプラス0.3%となり、3ヵ月連続の上昇を達成。特に大阪府は、大阪市を含む大半の行政区がプラスをマークし、再び強含む形となっている。

中部圏は、前月比プラス0.4%となる1952万円を達成した。愛知県もまた、プラス0.2%の2084万円をマーク。高水準での安定した推移を依然として見せていると、同社は考察している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移 7月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/c202007.pdf

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