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首都圏、再び上昇。「分譲マンション賃料月別推移」2019年10月度版

2019/11/16 06:00

分譲マンションの月額募集賃料を集計
株式会社東京カンテイは、2019年11月14日、プレスリリース『三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移』の2019年10月度版を発表した。

同リリースにおける「賃料」は、同社データベースに登録された分譲マンションの月額募集賃料を行政区単位に集計した上で、平米単位に換算して算出されたもの。

神奈川県、小幅ながらも4ヵ月連続で下落
同リリースによると、2019年10月の首都圏における分譲マンション賃料は、2911円/平米となった。前月比はプラス1.6%となり、再び上昇した。

都県別に見た場合、東京都は前月比プラス1.6%の3547円/平米をマーク。埼玉県もプラス0.5%の1654円/平米となり、再び上昇へ転じた。千葉県もまた、プラス1.5%の1622円/平米となり、上昇を維持している。しかし神奈川県は、マイナス0.5%の2093円/平米となり、小幅ながらも4ヵ月連続で下落する形となった。

概ね安定している近畿圏
2019年10月の近畿圏における分譲マンション賃料は、1892円/平米となった。前月比はマイナス1.4%を示したが、東京カンテイは同圏が2019年3月以降は概ね安定していることも指摘している。

中部圏は、前月比プラス0.4%となる1678円/平米をマーク。愛知県も、横ばいの1720円/平米となった。7月以降の下落傾向に歯止めが掛かった形だが、賃料水準の復調には至っていないと、東京カンテイは考察している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移 10月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/T201910.pdf

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