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「晴」「薄日」、7割に。東京カンテイ、2019年3月「中古マンション価格天気図」発表

2019/4/28 22:00

価格変動を「天気マーク」で表した「天気図」
株式会社東京カンテイは、2019年4月25日、2019年3月度の『中古マンション価格天気図』を発表した。

この「天気図」は、全国における中古マンション(ファミリータイプ)の流通事例価格を毎月集計し、その価格変動を「天気マーク」で表したもの。70平米に換算した平均価格と前月からの変動率、そして13ヵ月移動平均の変動率から、「晴」「曇」「雨」が適用されている。

全国的に強含みの傾向を示す結果
2019年3月は、全国的に強含みの傾向を示す結果となった。「晴」は、20地域から24地域へ増加。「雨」は4地域から2地域へ、「曇」は7地域から5地域へ、それぞれ減少している。「小雨」は4地域から5地域へ微増し、「薄日」は12地域から11地域に微減をマーク。「晴」と「薄日」の合計は、全国の7割超を占める35地域となった。

全国で天候が改善した地域は、11地域から17地域へと増加した。横ばいは、29地域から23地域に減少し、悪化は7地域で横ばいとなっている。特に北陸・甲信越地方と北関東地方では、価格が顕著に上昇。「凪」の状態が続いていた東京都も、前月から強含みの傾向にシフトしたため、半年ぶりに「晴」を示した。

70平米換算価格の推移も併せて公開
今回の発表では、都道府県別の中古マンション70平米換算価格の推移も、併せて公開された。

この推移によると、首都圏は全域平均で前月比0.3%の上昇をマーク。東京都は0.4%、埼玉県は1.0%の上昇を示した。一方、千葉県は0.3%、神奈川県は0.7%下落している。

近畿圏は、圏全体では強含みの傾向を示した。京都府は1.6%下落したものの、大阪府は1.5%、兵庫県は2.5%の上昇をマークしている。中部圏は、0.2%下落。 三重県が0.1%、岐阜県は1.4%の上昇を示したが、愛知県が0.3%、静岡県は0.8%の下落となっている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

2019年3月度 中古マンション価格天気図 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/WR201903.pdf

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