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都区部分譲マンション、駅から5分以内が人気-不動産経済研究所調べ

2019/1/23 13:45

都区部の分譲マンション、シェア50%割れ
不動産経済研究所は1月16日、「首都圏マンション 2018年上半期(1~6月)完成物件動向」を発表した。

首都圏1都3県の2018年上半期に発売された分譲マンションを集計したもので、これによると完成物件数は191物件、総戸数では1万8,882戸だった。前年同期にと比べて物件数で3.8%、戸数で7.9%増加している。

エリア別では都区部が91物件、7,108戸。都下が21物件、3,832戸。神奈川県が40物件、4,194戸。埼玉県が26物件、2,526戸。千葉県が13物件、1,222戸だった。都区部のシェアは物件数で47.6%、戸数でも37.6%と、どちらも50%を下回っている。

都区部の販売戸数をみると、最も多かったのが北区の1,008戸(4物件)。次いで港区の804戸(8物件)、世田谷区の603戸(7物件)、中野区の578戸(2物件)、新宿区の543戸(6物件)の順となっている。なお、物件数が最も多かったのは、中央区の9物件(428戸)であった。

都下では国分寺市の1,109戸(3物件)がトップで、首都圏全エリア内でも最多である。次いで小平市の922戸(1物件)、武蔵野市457戸(3物件)と続いた。

駅から5分圏内都区部はシェア51.7%
駅からの徒歩分数別のシェアをみると、徒歩5分以内が39.9%、徒歩6~10分圏内は45.1%、徒歩11分以上は13.0%。都区部は特に駅チカ物件の人気が高く、徒歩5分以内のシェアが51.7%を占めている。

徒歩11分以上と駅から遠いマンションのシェアは神奈川県が24.2%、埼玉県23.0%と2エリアで20%以上となっているが、首都圏全域では13.0%に留まっており、依然として供給は駅に近いエリアが主流である。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社 不動産経済研究所のプレスリリース
https://www.fudousankeizai.co.jp/

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