新設住宅着工戸数、2か月振りの増加
東京都は11月7日、「平成28年9月及び平成28年第3四半期の新設住宅着工」を発表した。これによると、東京都内の9月の新設住宅着工戸数は13,607戸。持ち家は前年同月比で減少したものの、貸家と分譲住宅は増加。全体で20.1%増と、2か月振りの増加となった。
利用関係別では持家が前年同月比2.5%減の1,381戸で、2か月振りの減少。貸家は12.8%増の6,413戸となり、6か月連続で増加している。分譲住宅は40.2%増の5,789戸。2か月振りの増加となった。マンションは68.9%増の4,172戸で、4か月振りに増加した。
しかしながら一戸建ては2.2%減の1,556戸。6か月振りの減少となっている。

都心3区は前年同月比21.4%増
地域別では、都心3区が前年同月比21.4%増の1,278戸。3か月振りに増加した。都心10区は90.8%増の3,947戸で、2か月振りの増加。区部全体では25.5%増の10,787戸。2か月振りの増加となっている。市部は3.9%増の2,793戸で、2か月連続で増加した。なお、都心3区は千代田区、中央区、港区。都心10区は千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区をいう。
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