東日本レインズ（東日本不動産流通機構）は5月16日、「月例速報　マーケットウオッチ／2016年4月度」を発表した。

4月の首都圏中古マンションの成約件数は、3,294件で前年比プラス17.3％と、2か月ぶりにプラスとなった。成約平米単価は46.50万円／平米で、前年比プラス4.4％、成約価格も2,917万円で、前年比プラス3.2％となり、ともに40か月連続で上昇となった。
首都圏中古マンションの地域別動向では、成約件数は、東京都区部が1,342件で前年比プラス21.1％と前月の減少から一転して2ケタ増。多摩は311件で前年比プラス15.6％と再びプラスに転じ、東京都区部同様2ケタ増となった。

また、埼玉県は430件前年比プラス20.4％の2ケタ増。千葉県は362件前年比プラス2.3％となった。神奈川県も849件前年比プラス17.9％と前月のマイナスからプラスに転じている。

4月の首都圏中古戸建住宅の成約件数は、1,161件で前年比プラス17.5％と7か月連続で増加となった。成約価格は2,998万円で前年比プラス0.9％と増加した。

地域別動向では、成約件数は、東京都区部が175件前年比プラス8.7％で3か月ぶりに上昇。多摩は172件前年比プラス44.5％で9か月連続の上昇。埼玉県は227件前年比プラス31.2％。千葉県は241件前年比プラス12.1％。神奈川県は346件前年比プラス8.1％となっている。

東日本不動産流通機構　公式サイト
http://www.reins.or.jp/

東日本不動産流通機構　「月例速報マーケットウオッチ　サマリーレポート／2016年4月度」
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201604_summary.pdf