新たなコンセプトHUMAN FRIENDLY
日立製作所と日立ビルシステムは7月2日、日立昇降機の基本コンセプト「HUMAN FRIENDLY for Hitachi Elevators/Escalators(以下、HUMAN FRIENDLY)」を策定したと発表した。建物内の移動で何げなく使われているエレベーターやエスカレーター。しかし利用者は無意識のうちに、安全で快適な乗り心地や使い勝手の良さを求めている。

HUMAN FRIENDLYでは人の無意識の行動を予測し、それに応えるプロダクトデザインと技術を開発し、人の行動に寄り添うエレベーターやエスカレーターを目指す。
深澤直人氏がコンセプトをモデル化
コンセプトを具現化させる第一弾として、世界的に著名なプロダクトデザイナー・深澤直人氏のデザインと監修による、コンセプトのモデル化を行う。コンセプトモデルは今秋に発表される予定で、安全・安心・快適な機能に加えて、無意識の行動の一歩先をゆくデザインや機能が盛り込まれた、新世代のエレベーターが誕生する。
今後は、HUMAN FRIENDLYのコンセプトをモノづくりだけに限らず、保全サービスにも適用する方針だ。
(画像はニュースリリースより)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/07/0702a.pdf