首都圏中古マンションの成約件数、前年比プラス14.0%と2桁の伸び
東日本レインズ(東日本不動産流通機構)は6月10日、「月例速報 マーケットウオッチ/2015年5月度」を発表した。5月の首都圏中古マンションの成約件数は、3,008件で前年比プラス14.0%と2桁の伸びとなり2か月連続で前年同月を上回った。成約平米単価は45.28万円/平米で、前年比プラス9.5%、成約価格も2,887万円で、前年比プラス8.7%となり、ともに29か月連続で上昇となった。

首都圏中古マンション成約件数はすべての地域で前年比プラス
首都圏中古マンションの地域別動向では、成約件数は、東京都区部が1,117件で前年比プラス16.9%と2か月連続で前年同月を上回った。多摩は277件で前年比プラス0.7%と、14か月ぶりに前年同月を上回った。また、埼玉県は369件前年比プラス19.8%、千葉県は372件前年比プラス6.0%、神奈川県は813件前年比プラス16.6%と、すべての地域で前年比プラスとなっている。
5月の首都圏中古戸建住宅の成約件数は、1,031件で前年比プラス16.4%と前年同月を上回った。成約価格は2,967万円で前年比プラス5.8%と7か月続けて上昇。地域別動向では、埼玉県を除くすべての地域が前年同月を上回り、横浜・川崎市は前年比の伸び率が4か月連続の2桁となっている。
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