東日本レインズ（東日本不動産流通機構）は5月14日、「月例速報　マーケットウオッチ／2015年4月度」を発表した。

4月の首都圏中古マンションの成約件数は、2,808件で前年比プラス0.8％とほぼ横ばいながら13か月ぶりに前年同月を上回った。

成約平米単価は45.55万円／平米で、前年比プラス5.1％と28か月連続で上昇したが、前月比はマイナス1.7％と3か月ぶりにマイナス。成約価格も2,828万円で、前年比プラス5.2％となり28か月連続で上昇となったが、前月比はマイナス3.2％と2か月連続でマイナスとなった。

首都圏中古マンションの地域別動向では、成約件数は、東京都区部が13か月ぶりに前年比でプラスとなり、横浜・川崎市、神奈川県他も前年同月を上回った。成約平米単価は、多摩を除く全地域が前年比で上昇し、特に東京都区部は31か月連続で上昇している。

4月の首都圏中古戸建住宅の成約件数は、988件で前年比プラス6.6％と前年同月を上回った。成約価格は2,970万円で前年比プラス1.6％と6か月続けて上昇したが、3月に比べて前年比の上昇率は縮小しており、前月比では3.0％の下落となっている。

東日本不動産流通機構　公式サイト
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