匿名組合出資持分を取得
日本リート投資法人は9月9日、「芝公園三丁目ビル」を信託対象とする匿名組合出資持分を取得すると発表した。新規に取得したのは「合同会社ニコラスキャピタル2匿名組合出資持分」。出資金額は匿名組合出資等総額のうち、約2.6%に相当する5,000万円。さらに「芝公園三丁目ビル」の受益権取得の際に、優先交渉権が付与される。
(画像はプレスリリースより)
大規模リニューアルを実施し、収益性を高める
「芝公園三丁目ビル」は都営地下鉄「御成門」駅、地下鉄日比谷線「神谷町」駅から徒歩圏内に立地し、交通の利便性に優れる。周辺には学校も多く、緑豊かな落ち着いたオフィス環境も魅力となっている。昭和56年竣工のオフィスビルで、築年数は経過しているが、平成19年から21年にかけて大規模リニューアル工事と耐震補強工事が行われており、ビルスペックは良好だ。
6階建てのマルチテナント型で、基準階オフィスフロアの面積は約421坪。個別空調方式である等、テナントが求める機能が整えられており、安定した収益が期待できる。
匿名組合出資持分の取得による、平成26年12月期(平成26年7月1日~平成26年12月31日)の業績予想に変更はなし。
日本リート投資法人のプレスリリース
http://www.nippon-reit.com/file/news.pdf