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近畿圏のマンション市場動向(2014年6月度)を発表(不動産経済研究所)

2014/7/21 10:00

契約率は5ヶ月連続で70%以上をキープ
株式会社不動産経済研究所は「近畿圏のマンション市場動向-2014年6月度-」を発表した。それによると、近畿圏の6月におけるマンション発売戸数は前月比6.4%増、前年同月比30.1%減の1,690戸となった。契約率は前月比8.9ポイント下落、前年同月比4.3ポイント下落の76.4%となっており、下落はしたものの5ヶ月連続で70%を超えている。

(画像はプレスリリースより)

地域別の発売戸数は、大阪市部624戸(全体比36.9%)、大阪府下439戸(同26.0%)、神戸市部299戸(同17.7%)、兵庫県下166戸(同9.8%)、京都市部85戸(同5.0%)、京都府下26戸(同1.5%)、奈良県8戸(同0.5%)、滋賀県43戸(2.5%)、和歌山0戸で、大阪府が6割以上を占める結果となった。

地域別の契約率は、大阪市部84.6%、大阪府下73.6%、神戸市部63.5%、兵庫県下66.3%、京都市部82.4%、京都府下84.6%、奈良県75.0%、滋賀県97.7%というという状況だ。なお、1K、1LDKタイプは大阪市部のみでの発売で、契約率はどちらも100%となっている。

1戸あたりの平均価格は2012年1月以降の最高値に
1戸あたりの近畿圏平均価格は前月比7.1%上昇、前年同月比6.1%上昇の3,766万円で、2ヶ月連続の上昇、2012年1月以降の最高値となった。

平米あたりの単価は前月比9.3%上昇、前年同月比2.0%上昇の55.3万円だ。前年同月比で上昇したのは、戸あたり価格・平米あたりの単価ともに3ヶ月ぶりとなる。

地域別の平均価格、平米あたりの単価は、大阪市部2,990万円(55.8万円)、大阪府下3,837万円(同50.2万円)、神戸市部4,792万円(同61.8万円)、兵庫県下4,120万円(53.2万円)、京都市部5,479万円(同71.9万円)、京都府下3,075万円(同40.7万円)、奈良県3,176万円(同40.0万円)、滋賀県2,956万円(41.4万円)という状況で、3,500万円以下の物件が多くを占める大阪市部、京都府下、奈良県、滋賀県は平均以下となった。

外部リンク

近畿圏のマンション市場動向-2014年6月度-
http://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/175/

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