国土交通省は3月26日、「不動産価格指数（住宅）（平成25年12月分速報）」を公表した。

「不動産価格指数（住宅）」は、年間約30万件の住宅・マンション等の取引価格情報をもとに、全国・ブロック別・都市圏別に毎月の不動産価格を指数化したもの。

12月分速報では、マンション指数（全国）は、113.4で、指数が作成されている2008年4月以降の最高値となっている。

（画像は同12月分速報より）

同12月分速報によると、全国の住宅総合指数（2008年度平均を100とする　以下同じ）は、12月は91.9（対前年同月比－0.9％）で、前月分と比べて対前年同月比の下落幅（前月分－2.2％）は縮小した。更地・建物付土地は89.0（同－2.3％）、マンションは113.4（同 ＋9.1％）。

都市圏別では、南関東圏（埼玉・千葉・東京・神奈川）の住宅総合指数は、95.6（対前年同月比 －2.2％）。更地・建物付土地は92.5（同 －4.3％）、マンションは110.4（同 ＋7.8%）。

名古屋圏（岐阜・愛知・三重）の住宅総合指数は、86.3（対前年同月比 －3.7％）。更地・建物付土地は84.6（同 －4.4％）、マンションは114.5（同 ＋8.6％）。

京阪神圏（京都・大阪・兵庫）の住宅総合指数は、92.2（対前年同月比 －2.4％）。更地・建物付土地は89.7（同 －3.6％）、マンションは111.1（同 ＋4.9％）。

マンション指数については、ブロック別でも、全国の全てのブロックで対前年同月比プラスとなっている。

国土交通省　「不動産価格指数（住宅）（平成25年12月分速報）」
http://www.mlit.go.jp/common/001032773.pdf