株式会社STAYCATIONは、一軒家をたくさんの人で一日一組ごとに借り合う区分賃貸という考え方によって、利用したいときだけ借りることができる、新しい不動産ネットワークを構築。空家を活用した一日一組の貸別荘を鎌倉にオープンした。

現在は日本の風景を作ってきた歴史が長い大きな民家が、相続などの問題を受けて次々と取り壊されている。またその一方で日本が抱えている空き家の数は、現在約750万戸あると考えられている。

（画像はプレスリリースより）

鎌倉でも例外ではなく、10軒に1軒が空き家という状況であるため、地域の文化に根ざした街並みが、どこでもあるような風景に変わってほしくないという思いからプロジェクトSTAYCATIONがはじまった。

株式会社STAYCATIONでは「鎌倉へおいで！」をテーマとして、クラウドファンディングで賛同者を募り、空家を改修。木戸を開けると谷戸（鎌倉特有の地形）の裏庭が広がり、子ども連れの家族、移住を考えている夫婦、友人同士、週末などに気軽に集まることができるようになっている。

また市場で鎌倉野菜を買ったり、海辺のレストランや老舗の文豪バーまで散歩する。早朝にサーフィンするなど、暮らす人々の視線で鎌倉の良さを味わえる一軒家となっている。

第一弾のCOME KAM. OMACHI（カムカム大町）は、クラウドファンディングで賛同者を募り、空家を改修した。今後は別荘オーナーからのレンタルも募り、使用していない期間の有効活用および、地域の活性化を提案していく。

株式会社STAYCATION
http://www.staycation.jp

プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/