中古マンション価格天気図
株式会社東京カンテイは、2013年12月度「中古マンション価格天気図」を発表した。2013年12月は「晴」が14地域に増加し、2009年2月以来約5年振りに「晴」が最多となった。また「雨」は5から7地域に増加。「小雨」は9から6地域に減少、「薄日」は13から11地域に減少、「曇」は9地域で変わらなかった。
「薄日」の4地域が「晴」になり、8地域が「薄日」を維持、1地域は「曇」となっているため、全国的に安定と改善傾向が見られた。また悪化した地域が7から5に減少し、横ばいが31から34に増加し、全国的に天候の回復が進んでいる。しかし大阪、兵庫、和歌山など近畿圏は軟調に推移している。

全国各地を把握
首都圏は、東京都が前月と比較して0.3%、神奈川県が0.6%、千葉県が1.5%上昇したが、埼玉県は0.4%下落した。首都圏平均は0.3%上昇。近畿圏は、大阪府が0.4%下落し、兵庫県も0.3%下落、京都府は0.9%上昇した。近畿圏平均は0.2%下落した。中部圏は、愛知県が1.0%上昇、岐阜県が0.3%下落、三重県が13.7%上昇、静岡県が0.2%上昇した。中部圏平均は1.0%上昇しており回復傾向にあることがわかった。北海道は、前月と比較して4.1%上昇。札幌市は中央区で1.8%上昇、南区で9.9%、白石区でも9.5%と大きく上昇するところがあり、上昇傾向を示している。 宮城県は2.2%上昇、仙台市は1.8%上昇。同市では青葉区が3.3%、宮城野区が1.2%、太白区が4.3%、泉区が0.8%とそれぞれ上昇した。その一方、若林区は4.2%下落した。
広島県は0.4%下落で、高知県は、5.4%上昇した。福岡県1.1%上昇し 宮崎県も3.8%上昇、沖縄県も8.1%上昇した。
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/WR201312.pdf