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2013年12月「首都圏・関西圏・中京圏の賃貸住宅市場レポート」発表、株式会社タス

2014/1/3 08:00

賃貸住宅市場レポート 首都圏版2013年12月
株式会社タスが「賃貸住宅市場レポート 首都圏版2013年12月」と「賃貸住宅市場レポート関西圏・中京圏版2013年12月」を発表した。

首都圏版として、東京23区では港区が「良い」から「やや良い」となったが、新宿区、渋谷区が「やや悪い」から「やや良い」と上がった。また、さいたま市は「やや悪い」から「悪い」となった。トレンドが上昇を示す地域は7地域と横ばいで推移。また下降を示す地域は、9地域に増加した。

消費税増税や、相続税増税前のかけ込み需要による新規賃貸住宅供給量が増加している。東京23区の中心部と東南部では、新規供給量増加を吸収できている。しかし東京23区の北西部、東京市部、神奈川県、埼玉県、千葉県では吸収しきれず空室率が悪化傾向だ。

(画像はプレスリリースより)

賃貸住宅市場レポート関西圏・中京圏版2013年12月
関西圏・中京圏版として、関西圏・中京圏の回転率が低い地域は、浜松市、大阪市、神戸市等だ。その一方で、回転率が高い地域は堺市、その他京都府、静岡市等だ。特に堺市は60%超の高い数値となっているため、テナントの約6割が毎年入れ替わる可能性がある。

テナント回転率が高いということは、テナント募集費用が高くなるだけでなく、次のテナントが入居するまでの空室損失リスクが大きくなる可能性が高い。

2013年10月期 関西圏・中京圏賃貸住宅の指標として、
京都府の空室率がマンション系、アパート系共に改善傾向にある。それ以外の地域では、ほぼ横ばいで推移している。

外部リンク

賃貸住宅市場レポート 首都圏版2013年12月
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol48

賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏版2013年12月
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol20

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