中古マンション価格天気図
株式会社東京カンテイは、2013年10月度「中古マンション価格天気図」を発表した。「中古マンション価格天気図」は、全国のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動について「天気マーク」で表示したものだ。2013年10月は「晴」が前月の9地域で変わらず、「雨」は5から4地域に減少し、全国的な天候回復が続いている。「小雨」は11地域で変わっておらず、「薄日」は10から15地域に増加し、「曇」は12から8地域に減少した。
9月に12地域あった「曇」の中で6地域が「薄日」に改善し、4地域が「曇」、2地域が「小雨」となり、全国的に天候の安定および改善傾向が見られた。前月から天候が改善した地域は13、悪化した地域は6、横ばいが28と、天候回復・悪化の地域数については先月と変わらなかった。
(画像はプレスリリースより)
各地域について調査
首都圏は、東京都が前月比0.6%、神奈川県は0.7%、埼玉県は1.5%、千葉県も0.3%とそれぞれ上昇しており、2ヵ月連続で全域が上昇した。平均としては1.1%上昇し回復している。
近畿圏は、大阪府が前月比0.1%上昇、兵庫県は変わらず、京都府は0.9%上昇した。中心府県では緩やかに回復している。また滋賀県は2.6%上昇、奈良県は2.3%上昇した。近畿圏平均は回復傾向が続いている。
中部圏は、愛知県が前月と比較すると1.1%下落しており、岐阜県は0.6%上昇、三重県が4.0%上昇、静岡県は1.1%下落した。中部圏平均は0.5%下落と若干低下した。
東京カンテイ プレスリリース
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/WR201310.pdf