イオングループの成長に向け
イオン株式会社は10月17日、株式会社東京証券取引所からイオンリート投資法人の不動産投資信託証券市場への上場承認を受けたことを発表した。
成長機会を捉える
イオングループは2020年に向けた新しい成長ステージに移行するため、2011~2013年度にわたりイオン中期経営計画を推進している。この計画のもとグループ共通戦略として経営資源を重点的に配分しているのが、「アジア」「大都市」「シニア」「デジタル」の4つの成長領域だ。中国やアセアン地域を中心とするアジア新興国における消費市場の急伸、国内における高齢者人口の増加に伴う新しい消費需要の拡大など、主力事業のひとつであるディベロッパー事業の成長が見込め、成長機会につながるものとしている。
ニュースリリースでは
このような成長機会を捉えるために、当社グループは本投資法人を活用し、調達手法を多様化することで健全な財務基盤の維持に努めるとともに、より一層の成長につながる効率的な投資を図ってまいります。(イオン ニュースリリースより引用)
と述べられており、イオンリート投資法人に対しては商業施設運営のノウハウを提供し資産価値の維持向上に努めることで、安定的・持続的な収益の創出に貢献するとしている。
http://www.aeon.info/news/2013_2/pdf/131017R_2.pdf