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2024年下半期の住宅設備トレンドは? 購入希望者が注目する設備ランキング

2025/2/21 07:00

家の購入で問合せが増えた設備をランキング
アットホーム株式会社は2月18日、「不動産のプロに聞いた!『2024年下半期 問合せが増えた設備~購入編~』ランキング」を発表した。

このランキングは、2024年7月~12月の間に住宅の購入を検討しているユーザーを担当したアットホーム加盟店を対象とした調査結果をもとに算出されている。

マンション購入希望者が注目する設備
マンション購入者の間で最も問合せが増えた設備は、「駐車場(近隣含む)」で、全体の35.4%を占めた。

不動産会社からは、「駐車場不足が深刻化し、確保を懸念する人が増えている」という声が聞かれたほか、「駅から遠いマンションの価格が手頃なため、車を利用する前提で購入を検討する人が増えた」との指摘もあった。

2位には「エレベーター」と「オートロック」が同率の21.8%でランクインした。

不動産会社からは、「エレベーター」は「高齢者や身体に不安がある人にとって生活の質を向上させる設備」との声が多かった。「オートロック」に関しては、「防犯意識の高まりによりセキュリティ設備への関心が強まっている」との意見が寄せられた。

一戸建て購入希望者が注目する設備
一戸建て購入者の間で最も問合せが増えた設備も、マンションと同様に「駐車場(近隣含む)」で、32.7%となった。

不動産会社によると、「共働き世帯の増加に伴い、庭よりも2台分の駐車スペースを確保したいと考える人が多いこと」や、「リモートワークの減少により通勤用の車が必要になったこと」が要因として挙げられている。

2位には「宅配ボックス」が12.6%でランクインした。

不動産会社は「共働き世帯が多く、家を不在する時間が増えた」「配送の際、再配達を頼まずに済む」といった利便性を挙げている。

その一方で、「防犯を意識する人が増えた」といったセキュリティ面を重視するコメントも目立った。特に、置き配の場合は個人の住所や名前だけでなく、差出人の情報まで漏洩する可能性があることから、個人情報保護の観点でも注目されている。

3位には「複層ガラス」が12.3%でランクインした。不動産会社によると、「電気料金の高騰を受け、気密性の高い窓を希望する人が増えた」ほか、「防音や防犯対策として採用を検討するケースも多い」という。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

アットホーム株式会社のプレスリリース
https://athome-inc.jp/

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