不動産投資ニュース

アパート(不動産)経営

日暮里駅、2桁上昇を達成。日暮里・舎人ライナーの駅別中古マンション価格

2021/2/13 15:00

駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2021年2月9日、日暮里・舎人ライナーの駅別中古マンション価格を発表した。

ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同路線の駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2020年9月から11月までの3ヵ月間に実施されている。

全線の平均坪単価を押し上げた日暮里駅
今回の発表によると、日暮里・舎人ライナー全線(日暮里駅~見沼代親水公園駅)における中古マンションの平均坪単価は、209万円となった。前年と比較すると、割合で9.5%、価格で18万円の上昇を達成。平均築年数は前年の19.9年から21.9年へ上昇し、平均専有面積は58.16平米から56.44平米へ縮小している。

同路線のおいて今回最高値をマークしたのは、279万円の日暮里駅。同駅エリアは、今期は2桁もの大幅上昇を達成しており、事例数も前期から54件の増加を見せた。大半の駅が上昇トレンドを示した同路線においても、全線の平均坪単価を押し上げる力強さを示している。

変動幅の大きさが目立つ今期
日暮里駅と共に同路線物件の半数を占める西日暮里駅は、今期は249万円となった。同駅エリアは、前年には2桁の上昇を果たしていたが、今期は上昇が一服した形となっている。今期で唯一の下落を示したのは、129万円の江北駅。同駅エリアは築古事例が増加しており、平均築年数が30年に迫りつつある。

なお同社は今期の日暮里・舎人ライナー沿線の動きについて、変動幅の大きさが目立つ点に注目。その要因として、事例数が40件未満の駅が多いことを指摘している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

駅別中古マンション価格/日暮里・舎人ライナー - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/848

最新ニュース

関連ニュース

コメント

東日本レインズが2013年4月度「首都圏の住宅市場動向」を発表 のページです。はじめての不動産投資に役立つ情報をご提供!不動産投資のすすめと不動産投資ニュースをご紹介させて頂いております。
各種法改正や投資のノウハウ、不動産投資市場の動向など最新情報を配信していくので、ぜひご活用ください。