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中部圏と愛知県、共に上昇を維持。「分譲マンション賃料月別推移」2020年11月版

2020/12/15 13:00

分譲マンションの月額募集賃料を集計・算出
株式会社東京カンテイは、2020年12月14日、プレスリリース『三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移』の同年11月版を発表した。

同リリースは、同社のデータベースに登録された分譲マンション(ファミリータイプ)の月額募集賃料を行政区単位に集計・算出した上で、その推移を考察するというもの。同社はこのリリースを、毎月発表している。

4ヵ月ぶりに下落を示した首都圏
今回発表されたリリースによると、2020年11月の首都圏における分譲マンション賃料は、3156円/平米となった。前月比ではマイナス0.2%となり、4ヵ月ぶりに下落を示している。

都県別で見た場合、東京都は前月比マイナス0.1%の3696円/平米となり、安定推移を示しながらも僅かに弱含む結果となった。神奈川県はマイナス0.8%の2360円/平米となり、反転下落をマーク。千葉県もマイナス0.9%の1697円/平米となり、3ヵ月連続のマイナスとなった。一方、埼玉県はプラス1.2%の1660円/平米となり、前月の大幅下落からやや持ち直している。

近畿圏、主要エリアが揃って下落
近畿圏における2020年11月の分譲マンション賃料は、1925円/平米となった。前月比はマイナス1.0%となり、再び下落を示している。同エリアでは、主要エリアの賃料が揃って下落。特に大阪府は、マイナス1.5%の下落となっている。

中部圏は、前月比プラス0.2%となる1736円/平米をマークした。愛知県もまた、プラス0.5%の1785円/平米をマーク。直近1年間の最高値と比較すると30円程度下回ってはいるものの、上昇は継続している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移 11月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/T202011.pdf

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