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首都圏、上昇傾向。2020年6月の新築小規模木造一戸建て住宅平均価格

2020/7/8 15:00

平均価格の算出およびその推移を考察
株式会社東京カンテイは、2020年7月7日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別/新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の2020年6月版を発表した。

同リリースでは、敷地面積が50平米以上~100平米未満かつ最寄り駅からの所要時間が徒歩30分といった条件を満たす新築木造物件を対象として、平均価格の算出およびその推移の考察を行っている。

上昇したのは東京都のみの首都圏
2020年6月の首都圏における新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格は、4517万円となった。前月比はプラス1.0%となり、3ヵ月ぶりに上昇へ転じている。

都県別に見ると、東京都は前月比プラス1.5%の5267万円となり、4ヵ月ぶりの反転上昇を達成。しかし、神奈川県はマイナス0.4%の3967万円で、千葉県もマイナス4.0%の3711万円で、共に2ヵ月連続で下落した。埼玉県も、マイナス1.0%の3793万円で下落へ転じている。

首都圏の動きについて東京カンテイは、下落傾向を示した5月とは異なり、6月は上昇傾向が窺えると考察。しかし同時に、上昇したのは東京都のみである点も指摘している。

京都府がプラス8.5%と大きく上昇
2020年6月の近畿圏における新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格は、3434万円となった。前月比はプラス1.9%となり、反転上昇を達成。府県別に見ると、京都府がプラス8.5%という大きな上昇を見せている。

中部圏は、前月比マイナス4.0%の3648万円となり、2ヵ月連続で下落した。愛知県も、マイナス4.4%の3733万円となり、やはり2ヵ月連続で下落している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

主要都市圏・主要都市別/新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 6月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/

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