1月の新設住宅着工戸数、全体で10.7%減と2か月ぶりの減少
東京都は3月4日、「平成28年1月の新設住宅着工」についてとりまとめ公表した。東京都内における1月の新設住宅着工戸数は10,270戸で、前年同月比では、貸家は増加したが、持家と分譲住宅は減少、全体で10.7%減と2か月ぶりの減少となった。
都心3区は49.8%減で2か月連続の減少
1月の新設住宅着工数は、利用関係別では、持家が1,136戸、前年同月比9.6%減で2か月連続の減少。貸家が4,635戸、同0.1%増で8か月連続の増加。分譲住宅が4,488戸、同19.1%減で5か月連続の減少。分譲住宅中、マンションが2,968戸、同24.5%減で7か月連続の減少、一戸建てが1,438戸、同7.6%減で2か月連続の減少となった。
地域別では、都心3区(千代田区、中央区、港区)が478戸、前年同月比49.8%減で2か月連続の減少。都心10区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区)は2,329戸、同22.3%減で5か月連続の減少。
区部全体では7,766戸、同13.1%減で5か月連続の減少。市部は2,466戸、同2.8%減で3か月ぶりの減少となっている。
東京都 プレスリリース
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2016/