GRESB調査で「GreenStar」を取得
産業ファンド投資法人は9月4日、GRESB(グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク)が実施した平成27年のベンチマーク調査で、最高位の「GreenStar」を3年連続で取得したと発表した。GRESBはヨーロッパの主要な年金基金グループが中心となって設立した財団で、不動産事業者に対して環境・社会・ガバナンス(ESG)への配慮を測るベンチマーク調査を毎年実施している。

サステナビリティに関する取り組みが評価
今回の調査で産業ファンド投資法人は、次の5つの点が評価された。まず、保有物件の「エネルギー消費量及び二酸化炭素排出量の計測・管理」。第2に、「サステナビリティ方針」。第3に、省エネルギー性能等に関する評価である「建築物省エネルギー性能表示制度」の取得。
第4に、環境及び社会性に配慮した不動産であることを認める「DBJGreenBuilding認証」の取得。そして、ホームページなどにおける「サステナビリティ情報の開示」への取り組み。
これら環境・社会・経済への影響を考慮した取り組みが、高く評価された。今回のベンチマーク調査には世界から707の不動産会社と及びファンドが参加した。産業ファンド投資法人は、今回の調査で106位を獲得している。
(画像はプレスリリースより)
http://www.iif-reit.com/upd/ir_news/pdf/1509041500311408.pdf