グローバル・ワン不動産投資法人は11月14日、平成26年9月期（平成26年4月1日～平成26年9月30日）の決算を発表した。グローバル・ワン不動産投資法人は、オフィス特化型のJ-REIT。

決算短信によると平成26年9月期の純利益は、対前期比43.6％減益の11億7,300万円、一口当たり分配金は、6,053円だった。減益となったのは、前期に手放した2物件の売却益がなくったためである。

平成26年9月期はアルカセントラルの区分所有権を3億6,000万円で追加取得、横浜プラザビルを179億5,000万円で取得した。その結果、9月30日時点の所有オフィスビルは10物件、取得価額は1,668億3,700万円となった。

次期となる平成27年3月期（平成26年10月1日～平成27年3月31日）の業績予想では、純利益が72.4％増益の20億2,200万円、一口当たり分配金は9,400円となる見通しだ。

大幅増益となるのは、近鉄新名古屋ビルの共有持分の売却益と、横浜プラザビルが通期稼働となり、賃貸収益の増加が期待できるため。

（画像はプレスリリースより）

グローバル・ワン不動産投資法人のプレスリリース
http://www.go-reit.co.jp/cms/whats/1531416DsA.pdf