投資法人が自らが、物件を開発
日本ロジスティックファンド投資法人は7月14日、「八千代物流センター再開発事業」の新規テナントが決定したことを発表した。現在、新築工事が行われている八千代物流センターは12月完成の予定だが、日立物流との間で賃貸借予約契約が完了した。「八千代物流センター再開発事業」は、千葉県・八千代エリアの工業団地内に位置する物流センターの再開発事業。平屋だった物流施設を、4階建ての大規模施設に再開発する。
「八千代物流センター再開発事業」の最大の特徴は、
J-REIT初となる、保有物件の全面的なOBR(Own Book Redevelopment:投資法人自らが、保有物件を再開発すること)であることだ。
日本ロジスティックファンド投資法人が再開発を行うため、第三者への利益流出を防ぎ、資産価値を最大限に活用できる。
OBRによる効果で5億2,500万円の含み益が期待でき、発行投資口1口当たりに換算すると870円の増加となる。

「八千代物流センター再開発事業」のテナント契約が完了
八千代物流センターの開発前からのテナントであるTOTOとも賃貸借予約契約を結んでおり、24.3%の稼働が既に決定している。今回の賃貸借予約契約により、残る75.7%を日立物流が借り受けることとなった。2社の入居により、新築工事完了から約半年で満室稼働となる見込みだ。
日立物流との契約の開始日は、2015年7月期(第20期)であるため、2014年7月期(第18期)及び2015年1月期(第19期)の業績予想に変更はない。
http://8967.jp/site/file/tmp-QeDAd.pdf
八千代物流センター再開発事業に関するお知らせ
http://8967.jp/site/file/tmp-5AcTt.pdf