首都圏不動産流通市場動向
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が、2014年1月~3月の首都圏不動産流通市場動向を発表した。中古マンション成約件数は9,993件で、前年の同時期と比較すると3.4%増、10期連続で上回った。地域別では埼玉県と横浜川崎地域以外は前年同期を上回った。
成約物件の1平米単価は首都圏平均で41.63万円、前年の同時期と比較すると5.7%上昇、前期と比較すると2.5%上昇。前期と比べると6期連続で上昇した。

首都圏内を地域別、項目別に比較
新規登録件数は41,195件で前年の同時期と比較すると3.6%減となり、7期連続で前年同期を下回った。新規登録物件の1平米単価は44.60万円で前年の同時期と比較して4.3%上昇、前期と比較すると0.9%上昇した。新築戸建住宅成約件数は1,136件で前年の同時期と比較して20.9%減、2期連続で前年の同時期を下回った。新規登録件数は20,070件で前年の同期と比較して14.6%増。
中古戸建住宅成約件数は3,076件で、前年の同期と比較すると3.8%減。地域別で見た場合には、千葉県以外で前年の同時期を下回った。
成約物件価格は2,946万円で前年の同時期と比較しても変わらないが、前期と比較して1.5%上昇した。価格帯別に見た場合には、5,000万円以上7,000万円未満の比率が拡大となった。新規登録件数は16,425件で、前年の同時期と比較して1.3%減となった。
土地(100~200平米)の成約件数は1,245件で、前年の同時期と比較して11.1%減となり、2期連続で前年同期を下回った。新規登録件数は12,238件で、前年の同期と比較すると10.2%増加した。
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_201401-03.pdf