マンション購入検討者の定例意識調査
アトラクターズ・ラボ株式会社が、マンション購入検討者の定例意識調査を行ったと発表した。2008年4月に始まって今回で25回目。供給者側の分譲価格や初月契約率・在庫数が公表されているものもある。そのためアトラクターズ・ラボ株式会社は購入検討者の心理を時系列比較している。
なお調査はインターネットサイト「住まいサーフィン」モニターの登録会員であり、直近3か月以内に新築マンションの販売センターに行ったことがある人が対象だ。
(画像はプレスリリースより)
希望価格によって意欲に差が出ている
物件価格が高いと回答したのは約半数であり、リーマンショック以降では最も高かった。しかし1年後のマンション価格が「上がる」と回答したのは8割弱となった。中古マンションを購入検討しているのは前回の調査から増加しており、価格上昇のため選択肢を広げて物件を探す人が増加している。
購入意欲が以前と比べて「増した」と答えた人は全体の5割強となっており、前回調査した時と比較すると19.9ポイント減少。
希望購入価格帯によって気持ちの面が異なっており、希望価格5000万円未満で購買意欲が増したと答えた人よりも、5000万円以上と答えた人の方が購買意欲が増した人が増加していることがわかった。
また「なるべく早く購入したほうがいい」と考えている人は7割。購入するのであればなるべく早く決めた方がいいと考えているのだが、価格が上昇したため買えないと判断した人が出てきている。
アトラクターズ・ラボ株式会社 プレスリリース
http://www.a-lab.co.jp/research/press140430.html