SE構法の株式会社エヌ・シー・エヌが発表
株式会社エヌ・シー・エヌは、2013年10月期の構造計算出荷実績が過去最高の191棟を記録したと発表した。これまでの最高記録は2011年7月の172棟だった。(画像はプレスリリースより)
新記録の背景には、消費税増税の駆け込み需要があり、2013年9月にSE構法登録施行店の請負契約が増加した結果、10月に確認申請提出のため構造計算の依頼が集中したためと分析している。
今後の予想では、10月期までは各ハウスメーカーの駆け込み需要により、全体で120パーセント増となったが、消費税増税の駆け込み需要後は、大幅な落ち込みも予想されるが、当面は同駆け込み需要が継続すると予想される。
同社では、SE構法の構造躯体の供給、プレカット生産のピークを1月と予想し、同生産ラインの増設を11月に完了し、プレカット生産のピークに備えている。
SE構法とは
コンピューター制御による高精度プレカットで作成した集成材を軸組に採用し、接合部には同社オリジナルのSE金物を使用し圧倒的な構造強度を実現することにより、大空間や大開口を可能にした住宅構法。CADと連動した立体応力解析を物件ごとに行い、具体的な構造計算データを基に安全性を確保している。同構法の施行工務店は、株式会社エヌ・シー・エヌの講習を受け試験に合格することにより「SE構法登録施行店」の資格を取得している。2013年3月末現在で「SE構法登録施行店」は486社となっている。
株式会社エヌ・シー・エヌ
http://www.ncn-se.co.jp/
耐震構法SE構法のプレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000004739.html