月間供給、契約率ともに増加
株式会社不動産経済研究所は、2013年9月度の首都圏マンション市場動向を10月16日に発表した。発表されたデータによると、9月の発売戸数は前月(4,145戸)比44.0%増、前年同月(3,366戸)比77.3%増の5,968戸、売却戸数は前月比2.0ポイント増、前年同月比14.2ポイント増の4,986戸(契約率83.5%)となった。
契約率は6月(81.6%)、7月(81.6%)、8月(81.5%)に続き、4カ月連続で80%を突破した。発売戸数を地域別に見てみると、東京都区部3,289戸(全体比55.1%)、都下767戸(同12.9%)、神奈川県927戸(同15.5%)、埼玉県567戸(同9.5%)、千葉県418戸(同7.0%)となり、東京23区が半数以上を占めている。
1戸当たりの平均価格については、前月(4,796万円)比5.2%増、前年同月(4,120万円)比22.4%増の5,043万円となった。なお、タイプ別では、3LDKが70.3%(全5,968戸のうち4,197戸)を占めている(数値は11月12日現在)。
首都圏建売住宅市場動向も発表
マンション市場動向に加えて、2013年9月度の首都圏建売住宅市場動向も発表された。9月の建売住宅新規発売戸数は対前月(376戸)比43.1%増、対前年同月(440戸)比22.3%増の538戸(契約率58.6%)となった。なお、1戸当たりの平均価格は4,361.0万円であるが、これは、前月(4,578.6万円)よりも217.6万円(4.8%)低く、前年同月(4,360.8万円)よりも0.2万円(0.005%)高い数値となる。
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