譲渡価格は525百万円
ユナイテッド・アーバン投資法人は9月25日、ビジネス・ワンホールディングス株式会社に525百万円で六本松コートを譲渡することを発表した。
ユナイテッド・アーバンでの2013年7月31日時点の帳簿価格は657百万円。
入居率は約6割
六本松コートの直近の稼働率は100%となっているが、これはマスターレッシーが一括賃借していることによるもの。築19年を経過し設備面・機能面での陳腐化の影響を受け、エンドテナントの入居率は6割程度と低迷している。ユナイテッド・アーバンは保有を継続しても収益性の維持・向上が期待できないことから、価格条件次第で売却する候補物件の一つとしていた。
購入意向のあった複数の買い主候補との交渉においても直近の帳簿価格を上回る価格提示は得られなかったもののビジネス・ワンホールディングスの提示価格は直近の鑑定評価額を上回るものであり、当期においてはT&G四谷マンション・大森シティビルの譲渡により一定の譲渡益が確保されることから、譲渡が決定された。
http://www.united-reit.co.jp/site/file/tmp-RFPEB.pdf