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アットホームが2013年3月期の「首都圏の新築戸建・中古マンション価格」市場動向について発表

2013/5/2 14:00

中古マンションの登録価格と成約価格についての市場動向
アットホーム株式会社が、全国不動産情報のネットワークにおいて、2013年3月期の新築戸建、中古マンションの登録価格と成約価格についての市場動向を発表した。

新築戸建登録の価格としては、首都圏の新築戸建登録価格の平均が1戸3,205万円で、プラスとなった。前月比は2.3%上昇しており、再びプラスに転じた。成約価格は1戸3,187万円ということで、2.6%上昇7か月ぶりとなるプラスであった。理由としては東京23区で、2月に5,000万円以上の物件が増加したことと、4,000万円台の物件の成約が伸びたこと。東京都下だけでなく、埼玉県でも5か月ぶりに上昇したことがプラスになった理由である。

(アットホーム ニュースリリースより)
全体にマイナスの動き
その一方で、神奈川県は郊外の戸建ての割合が増えたため3,000万円未満の物件が増加。千葉県では2,000万円未満の物件が増加したため、両県ともに2か月連続の下落。なお、首都圏平均としては再び下落しており、また成約価格でも平均を下回る結果となった。

首都圏の中古マンション登録価格の平均としては、1戸2,141万円で、13か月連続でマイナスとなった。しかし前月比では上昇したため、2か月連続でプラスであった。成約価格としては1戸2,041万円で下落しており、5か月連続のマイナスであった。

下落率が高い理由としては、成約の多い東京23区で前月とは違い、3,000万円以上の物件が減少に転じたため、平均価格が大幅下落となった。そして東京都と同じく成約率の高い神奈川県でも低額物件を購入する人が増加していることが原因となっている。
また、前月比も再びマイナスとなっており、登録価格も同じ結果であった。なお、1平米あたりの成約価格も前年同月比10.9%下落しており、12か月連続のマイナスであった。

外部リンク

アットホーム ニュースリリースより
http://athome-inc.jp/pdf/market/13043001.pdf

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