建築着工統計調査報告(平成24年11月分)を発表
国土交通省は12月27日、建築着工統計調査報告(平成24年11月分)を発表した。住宅着工統計では、11月の住宅着工は、 持家、貸家、分譲住宅ともに増加したため、全体で増加となった。総戸数では、新設住宅着工戸数は 80,145戸。前年同月比 10.3%増で、3か月連続の増加。新設住宅着工床面積は 7,039千㎡。・前年同月比 8.5%増で、 3か月連続の増加。季節調整済年率換算値で90.7万戸(前月比7.2%減)。
*画像は国交省「平成24年11月の住宅着工の動向について」より

持家、貸家、分譲住宅とも前年同月比で3か月連続の増加
利用関係別戸数では、持家は28,216戸で、前年同月比では3か月連続の増加(前年同月比9.2%増、季節調整値の前月比2.3%減)。貸家は30,106戸で、前年同月比では3か月連続の増加(前年同月比23.2%増、季節調整値の前月比16.2%減)。分譲住宅は21,479戸で、前年同月比では3か月連続の増加(前年同月比2.4%増、季節調整値の前月比1.7%減)であったが、分譲住宅中分譲マンションは 10,583戸と、前年同月比では3か月ぶりの減少(前年同月比4.7%減)となっている。持家、貸家、分譲住宅とも前年同月比で増加となり、住宅着工戸数は、3か月連続で前年同月の水準を上回るなど、「緩やかながら持ち直しの動きが継続している」としている。
http://www.mlit.go.jp/common/000233739.pdf
国土交通省「建築着工統計調査報告 平成24年11月分」
http://www.mlit.go.jp/common/000233956.pdf