太陽光発電でも充電OKのエコな蓄電池
シャープは太陽光発電からも充電ができるポータブルリチウムイオン蓄電池を開発、9月6日より発売を開始する。太陽光発電システムでも利用できる蓄電池は業界でも初めて。新しく販売されるのは、軽量コンパクトなポータブルリチウムイオン蓄電池「JH-AB03」。価格はオープンプライスだが、31万円前後での販売になりそうだ。
停電時はもちろん、平常時に家電機器の電源プラグを接続しておけば、電力を充電しながらそのまま出力する。
停電が発生すると自動で蓄電池からの電力供給に切り替わる。面倒な配線が不要で操作も簡単だ。外出中に停電しても自動切り替えで、そのまま家電機器を使用できる。
夜でも電力が使える
「JH-AB03」はコンセントからの充電に加え、住宅用太陽光発電システムからも充電ができるのが最大の特徴だ。電源プラグを住宅用太陽光発電システムの自立運転コンセントに差し込み、自立運転モードに切り替えて使用する。
日照が不安定な日でも蓄電池に充電しながら各機器に電力を供給する。停電が続いても日中に蓄電できるので、夜間の電力利用も可能だ。
満充電時には、600Lクラスの冷蔵庫なら約3時間半、電気毛布なら約5時間半使用できる。屋外でもポータブルテレビなら約30時間、工事現場での仮設信号機なら約7時間半使用できる。ニュースリリース/シャープ
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/120809-a.html