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3年で生命保険の加入率などはどう変化?速報まとまる

2012/9/24 20:00

3年に1度の生命保険に関する全国実態調査
生命保険文化センターは9月19日、「平成24年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」をまとめ、発表しました。この調査は、一般家庭における生命保険の加入実態や生命保険・生活保障に対する考え方を把握することを目的として、昭和40年以降3年ごとに実施されている調査です。


世帯加入率は横ばい、死亡保険金額は約100万円減
調査によると、個人年金保険を含んだ生命保険の世帯加入率は90.5%で、前回調査の90.3%から大きな変化は見られませんでしたが、世帯主の普通死亡保険金額は1671万円と、前回の1768万円に比べて97万円減少していました。調査では加入金額減少の要因を世帯収入の減少や、相対的に加入金額の低い高年齢層世帯が増えたこと、家族人数が減っていることなどと見ています。

しかし死亡、老後、介護などにする経済的備えについて尋ねた質問では、いずれも7割~8割程度の人が「現在の備えでは不安である」としており、「今後増やしたい生活保障準備項目」として世帯主や配偶者の老後の生活資金準備や世帯主の介護資金の準備など挙げた人が多く見られました。

約7割が営業職員から加入 ネットや銀行経由も増加
直近に加入した民間保険(かんぽ生命を除く)の加入経路(加入チャネル)は「生命保険会社の営業職員」が前回調査(68.1%)とほぼ同じ86.2%で、約7割の人が営業職員から保険に加入していることがわかりました。その他の加入経路では「インターネットを通じて」(前回2.9%、今回4.5%)と「銀行を通して」(同2.6%、4.2%)が前回調査と比較してやや増加しています。また加入経路に対する満足度(88.3%)及び商品に対する満足度(87.7%)、商品・サービスに対する総合満足度(86.0%)はいずれも前回に比べて4%前後上昇していることがわかりました。

調査は全国436地点の世帯員2人以上の一般世帯を対象に平成24年4月5日から5月20日に行われ、4,063の回答を得ました。

外部リンク

「平成24年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」まとまる(生命保険文化センター)
http://www.jili.or.jp/press/2012/nwl4.html

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