電力自由化について詳しく知っている人は3割
今年4月から、電力の小売自由化が解禁となり、家庭でも電力会社を自由に選べるようになった。これを受けてネットリサーチのマイボイスコムは6月28日、「電力自由化」についてのアンケート調査の結果を発表した。調査によると、電力自由化の認知率は96.3%と高いが、「内容まで詳しく知っている」人は30.2%と3割強にとどまっている。
自由化に興味がある人は44.2%だが、「内容まで詳しく知っている」人の6割強が、自由化に興味を持っていると答えている。

自由化後も今の電力会社を利用する人は66%
電力自由化後に、「電力会社を変更した・手続き中」の人は6.2%、「電力会社の変更を予定している」人は10.0%。一方で、「電力会社を変更する予定はない」と答えた人は、66%となっている。今後契約したい電力会社をでは、「大手電力会社(従来の電力会社)」が34.8%、「大手電力会社以外の電力会社(新規参入会社)」が14.9%、「どちらともいえない」が50.2%だった。
ただし電力自由化の内容まで詳しく知っている層では、「大手電力会社」が4割弱、「新規参入会社」が3割弱となっている。
電力会社を選ぶうえで重視する点を尋ねたところ、5~6割の人が「電気料金の単価」と、「お得な料金プランがある」と答えており、上位2位を占めている。
電力自由化のついてどう思うかと尋ねたところ、「電気代が安くなるのはよい」が61.6%、「電力の購入先を自由に選べるのはよい」が49.2%と、おおむね好評だ。
「電気が安定的に供給されるか不安」、「料金が安いことで、サービス内容や質が悪くなるのではないか」、「地域によってサービス内容の格差が生じる」といった不安を感じている人は、1割強~2割強にとどまっている。
(画像はプレスリリースより)
http://prtimes.jp/7815.html
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