アジア版投資意識指数調査の最新版を発表
マニュライフは8月31日、2015年第2四半期に投資家を対象に実施した「アジア版マニュライフ投資意識指数(MISI)調査」の結果を発表した。調査によると、日本の女性は男性に比べて保守的でリスクを好まない傾向が強く、国の年金制度に対する理解度が男性より低いことが明らかになった。

女性が42%が年金制度を「理解していない」と回答
資産の投資状況に関する質問では、女性の34%が低配当でも変動性の低い投資を好んでおり(男性は21%)、35%の女性が元本保証付きの投資を選ぶと答えている(男性は26%)。さらに、女性の80%が投資対象に優良株を選ぶこともわかった(男性は72%)。
また、「手持ち資金を投資に使わず現金で保有している理由を尋ねたところ、「投資判断を誤って資金を失うことに対する懸念」と、「投資商品が複雑である」ことが挙げられた。
投資判断によって資金を失う懸念に関しては男女ともに30%だったが、投資商品の複雑さに関しては女性の31%が複雑だと感じており男性の18%と大きな差が開いている。
さらに、女性の22%が資金を投資に充てるより、銀行に預金する方が安全だと考えていることもわかった(男性は15%)。
また、国の年金制度について尋ねたところ、女性が42%が「理解していない」と回答。男性の25%を大きく上回った。
(画像はニュースリリースより)
http://www.manulife.co.jp/servlet/