東京23区のマンション家賃、29か月連続で最高値を更新
アットホーム株式会社は5月27日、2025年4月の全国主要都市における「賃貸マンション・アパート」の募集家賃動向を発表した。同社の不動産情報ネットワークに登録された物件データを基に実施された調査で、対象は首都圏のほか、札幌市、仙台市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市の全国9都市となっている。

マンション家賃、5エリアで全面積帯が上昇
4月のマンション平均募集家賃は、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県、札幌市の5エリアで、すべての面積帯において前年同月を上回った。このうち、カップル向き物件は神戸市と広島市を除く11エリアで前年同月を上回った。なかでも、東京23区、神奈川県、埼玉県、千葉県、仙台市、大阪市の6エリアでは、2015年1月以降の最高値を更新。東京23区は29か月連続の最高値更新となった。
アパートも多くのエリアで家賃が上昇
アパートは、カップル向き物件が仙台市と広島市を除く11エリアで前年同月を上回り、東京23区、埼玉県、名古屋市、大阪市の4エリアでは2015年1月以降の最高値を更新した。また、ファミリー向き物件では仙台市を除く12エリアで前年同月を上回り、京都市と神戸市の2エリアで2015年1月以降の最高値を更新している。
(画像はプレスリリースより)
※アットホーム調べ
https://athome-inc.jp/