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まさに反面教師?!不動産サイトでスルーする物件ランキング

2025/5/21 16:00

まず除外される物件の条件とは?
株式会社AlbaLinkは20日、不動産サイトを利用したことがある人を対象とした「不動産サイトでスルーしてしまう物件に関する意識調査」を実施し、その結果をランキング化して公開した。

調査は2025年4月23日~5月5日の期間、インターネットによる任意回答方式で実施し、504人から有効回答を得ている。回答者属性は女性が338人、男性が166人、年代は20代が19.6%、30代41.1%、40代21.8%、50代以上が17.5%だった。

まず、サイトでスルーしてしまう物件の条件を複数回答可で挙げてもらうと、「家賃が高い」が最も多く、全体の43.3%となった。やはり家賃が予算を大きく上回っている場合、生活の収支バランスが崩れてしまうため、良い物件だと感じられてもスルーするという人が多い。

2位は「ユニットバス」の24.8%で、とくに風呂とトイレが一緒のタイプを避けたいという声が多く見られた。「入浴後に湿気でトイレットペーパーが濡れたり便座が結露したりして気持ち悪い」「なんとなく不潔な感じがする」など、快適性が損なわれると感じる向きが強いようだ。

3位は「古すぎる」で19.4%、築年数があまりに古い場合、耐震性への不安や設備面の不具合や故障の問題が意識され、避けるケースが多くなっていた。

4位は「駅から遠い」の15.3%、5位に「低層階にある部屋」の14.9%、6位以下は1割を下回り、「物件写真が少ない」の7.7%、「洗濯機置き場が屋外」の6.2%、「駐車場がない」の4.4%などとなった。

騒音などは他が良くてもNGの場合多数
続いて「他が良くても即NGな物件条件」について尋ねたところ、最多回答は「周囲に騒音を出すものがある」の19.6%だった。具体的には線路沿いや交通量の多い道路沿い、夜まで営業する店舗近隣、学校や公園など子どもが多く集まる場所に隣接するケースなどが挙がる。

2位は「ユニットバス」で15.5%となり、先のスルー条件とも同じ順位にランクインした。3位は「心理的瑕疵物件」の9.7%で、いわゆる事故物件や墓地などの嫌悪施設の近くに立地する物件などは避けるという声が見られた。たとえ価格が安くても敬遠する向きはやはり強い。

4位は「日当たりが悪い」の8.7%、5位に「駅から遠い」の8.5%、6位が「ベランダがない」の6.9%、7位「古すぎる」の5.8%、8位に「洗濯機置き場が屋外」の4.8%となった。

では「見た目ではわからない物件の意外な魅力」としてはどのようなものがあるか、全員に尋ねたところ、「古くても内装はきれい」が20.8%で最多となった。築年数は古くても、実際には水回りやセキュリティ面などにきちんと手が入れられており、快適に過ごすことができて良かったといった声が多く見られている。

2位は「防音性が高い」の7.3%だった。やはり生活における快適性と騒音は密接に関わっており、先の問いに続き意識する人が多い結果となった。

3位は「きちんと管理されている」の6.3%、4位に「収納が使いやすい」の5.2%、5位は「日当たりがいい」の4.8%、6位は「閑静な環境」の4.4%などとなっている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社AlbaLink プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000227.000055654.html

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