中古マンションの平均坪単価を駅別に算出
株式会社東京カンテイは、2025年5月13日、JR山手線・高田馬場駅~秋葉原駅間の駅別中古マンション価格を発表した。ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格を元にして、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、同年1から3月までの3ヵ月間に行われている。

最高値は、509万円の秋葉原駅
今回の発表によると、山手線の高田馬場駅~秋葉原駅間において中古マンション価格の最高値を示したのは、509万円の秋葉原駅だった。同駅エリアは前年に大幅な上昇を達成したが、今期も上昇傾向を維持している。やはり上昇を続けていた池袋駅は、今期も18%台の上昇を果たして412万円に到達し、事例数も同路線最多となる569件をマーク。大塚駅/巣鴨駅/駒込駅も連続上昇を達成し、上昇率も拡大した。
鶯谷駅と上野駅も、今期は2桁上昇を達成。中でも上野駅は、平均築年数が伸びているのにも関わらずで上昇を達成している。
大半の駅エリアが上昇トレンドを維持
今期の同区間について同社は、大半の駅エリアが上昇トレンドを維持した点に着目。田端駅の反転上昇ぶりや、300万円台目前にまで迫った西日暮里駅の上昇にも注目している。なおJR山手線全線(品川~田端~東京~品川)における中古マンションの平均坪単価は、538万円となった。前年と比較すると、価格で113万円、比率で26.7%上昇している。
(画像はプレスリリースより)
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/7320/