関西圏の人気エリアで相場が急騰
株式会社マーキュリーは5月19日、「関西圏駅別中古マンション値上がり率ランキング」を発表した。このランキングは、首都圏に続いて価格上昇が顕著な関西エリアにおいて、中古マンション相場の変動を駅ごとに分析したもの。対象は、2024年に流通した築20年以内の中古マンションで、新築時価格との比較により値上がり率を算出している。

大阪・梅田周辺が上位を席巻
ランキング1位となったのは、平均値上がり率+135.6%(新築時価格の2.36倍)を記録した中之島駅。続いて、2位に四ツ橋駅、3位に西梅田駅、そして4位には大阪駅が入り、梅田周辺エリアの駅が上位に集中する結果となった。5位の東山駅や6位の京都市役所前駅など、京都市中心部の駅も上位にランクイン。京都御苑南側から平安神宮周辺にかけての地域で、中古マンション相場が大きく上昇していることが背景にあるとみられる。
なお、10位の新福島駅までの全駅で、値上がり率は新築時価格の2倍を超えており、相場の高騰ぶりが際立つ。
上位50駅の内訳は、大阪府が32駅、京都府が11駅、兵庫県が5駅、滋賀県が2駅。大阪・梅田周辺の地価上昇が周辺地域にも波及し、広範囲で価格が押し上げられている様子がうかがえる。
(画像はプレスリリースより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000292.000018769.html
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